このほど、国際芸術写真連盟（FIAP）の中国事務所の招待を受けて、ブルガリア、スペイン、フランス、チリからの4カ国の写真家が菏沢の巨野に入って、巨野の書画院で麒麟文化と細密画を体験して撮影の創作を行って、レンズで巨野の美しさを記録した。

　巨野県は「中国農民絵画の郷」である。巨野牡丹細密画の創作グループは、伝統的な意味での専門画家ではなく、畑で活躍している農民芸術家であり、彼らは巨野牡丹細密画に濃厚な生活の息吹と独特な芸術の魅力を与え、深い地方文化と人文精神を含んでいる。現在、巨野県には2万人以上の書画業者が集まり、1つの県級農民絵画養成基地（県書画院）、8つの絵画専門鎮、50の絵画専門村が形成され、そのうち90%は農民画師で、毎年150万枚の作品を描き、100以上の国と地域に輸出されている。

　巨野細密画の展示室に入ると、写真家たちは逸品ぞろいの絵に惹かれ、絵をめぐって、異なる角度から記録を撮影した。展示館には巨野の多くの絵師の作品が集まっており、人物、山水、花鳥などの豊富な題材をカバーしている。