唐代「貞観の治」の繁栄伝える文化財展、北京で開催
ソース:新華社作者: 2024-08-05 15:05
26日、中国国家図書館「貞観-李世民の盛世長歌」展に展示された鎏金銀壺(りゅうきんぎんこ)。(北京=新華社記者/許芸潁)
中国北京市の中国国家図書館(国家典籍博物館)で、唐代初期の文化財を集めた「貞観-李世民の盛世長歌」展が開かれている。中国文物交流センター、国家典籍博物館、陝西省咸陽市文化・観光局、北京衆創国際展覧が主催し、昭陵博物館(陝西省)、寧夏固原博物館(寧夏回族自治区)、鎮江博物館(江蘇省)など国内15の文化施設・博物館が所蔵する陶俑や金銀器、瑠璃(ガラス)器、石像、墓誌など140組249点を展示している。
26日、中国国家図書館「貞観-李世民の盛世長歌」展の展示ホール。(北京=新華社記者/彭純)
唐王朝は中国史上、強大な国力を誇り、中でも第2代皇帝の太宗・李世民は王朝の基礎確立と全国統一に輝かしい功績を残した。その治世は公明正大な政治、繁栄した経済、安定した社会を実現し、「貞観の治」と呼ばれる。展示は「戦場の軍神 少秦王」「不世出の英傑 唐太宗」「万民の王 天可汗」「凡夫の一面 李世民」の4部構成で、李世民の軌跡と唐の繁栄を伝える。(記者/彭純、許芸潁)
26日、中国国家図書館「貞観-李世民の盛世長歌」展に展示された唐代女性の化粧道具。(北京=新華社記者/彭純)
26日、中国国家図書館「貞観-李世民の盛世長歌」展で展示を見る人たち。(北京=新華社記者/彭純)
26日、中国国家図書館「貞観-李世民の盛世長歌」展に展示された唐代のガラス製品。(左)単耳瑠璃瓶(たんじるりへい)、(中央、右)瑠璃器。(北京=新華社記者/彭純)
26日、中国国家図書館「貞観-李世民の盛世長歌」展に展示された唐太宗の書帖(しょじょう) 。(北京=新華社記者/彭純)
編集:董丽娜
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