福建福州文廟

ソース:作者: 2024-01-04 14:24

大成門(出典:『世界の孔子廟』P128)

咸豊元年の福州文廟再建時の碑記(出典:『世界の孔子廟』P130)

大成殿(出典:『世界の孔子廟』P130)

金声玉振碑刻(出典:『世界の孔子廟』P130)

 福州文廟の現存する廟は清・咸豊元年12月から4年6月にかけて建てられ、敷地面積は7552平方メートル、建築面積は4,000平方メートルである。1961年9月に福州市人民委員会によって第1陣の市級文物保護ユニットとして公布され、1996年9月2日に福建省人民政府から省級文物保護ユニットとして公表された。

 大殿内には新しく作られた孔子の青石彫刻坐像が安置され、孔子坐像の左前側にはそれぞれ顔回、子思の青石彫刻坐像が安置され、右前側にはそれぞれ曽参、孟子の青石彫刻坐像が安置されており、東、西、北の3面には孔子坐像を囲んで七十二橈の形態が異なり、生き生きとした七十二賢人の青石彫刻造像が安置されている。殿内の儒家青石造像群は、表現技法の質感と比率を重視し、姿かたちも精神も兼ね備え、彫刻が精巧で洗練されている。儒家の現実生活の雰囲気を示した。このような雄大な儒家の青石造像群は、まさに宇内には珍しい。また、殿内には、清・康熙皇帝以後5人の皇帝が書いたものを新しく複製した6面の大きな扁額が掲げられている。康熙皇帝、乾隆皇帝が書いた掛け聯も並んでいる。

編集:董丽娜

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