シンガポール崇文閣
ソース:作者: 2024-01-04 14:57
崇文閣の旧写真(出典:ネットワーク)
崇文閣及びその片側の福建会館の旧写真(出典:ネットワーク)
シンガポールの崇文閣は、富商陳金声によって道光二十九年(1849)に創建され、儒家思想を大いに宣伝し、5年後に陳金声は同僚を指導してアモイ街に萃英書院の建設を提唱した。崇文閣と萃英書院には石碑が建てられ、建立の経緯が記されているため、初期の華教に関する貴重な史料が保存されている。崇文閣は光緒十三年(1887)に陳憲章から巨資を寄付して再建され、萃英書院も彼によって増築された。
再整備された崇文閣の建築面積は約10ムー、その周辺の緑化面積も合わせて約30ムーで、階段、牌坊、展望台、泮池、孺園、硯池斎、墨客軒、九曲回廊などの部分から構成されている。120段の階段を上がると、頭を上げると高々とした牌坊が見える。牌坊をくぐると小さな広場になり、その間にある蓮の花の形をした池が最も目立っている。蓮の花の形になったのは、学問が永遠に円満ではないことを意味していると言われている。泮池の上には「状元橋」があり、昔の受験生が入試する前に「状元橋」を歩いたと伝えられている。孺園の左右にはそれぞれ「墨客軒」と「硯池斎」がある。孺園の裏口から出ると九曲回廊となっており、その回廊に沿って「展望台」に降りることができ、ここから町全体を見下ろすと、旧・新市区がすべて眼下に入る。
編集:董丽娜
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